「簿記を勉強したいけれど、どの通信講座を選べばいい?」「独学でも合格できるなら、通信講座にお金をかける必要はある?」と迷っている方は多いでしょう。
簿記の通信講座は、数千円で始められるスマホ中心の講座から、紙教材・質問対応・模擬試験まで揃った講座まで幅があります。そのため、単純に料金や知名度だけで選ぶのではなく、自分が続けやすい学習スタイルに合っているかで選ぶことが大切です。
この記事では、2026年8月23日時点の各社公式情報を確認したうえで、簿記3級・2級を目指す人におすすめの通信講座5社を比較します。料金はキャンペーンなどで変わるため、申し込み前には必ず各社の最新情報も確認してください。
- おすすめ簿記通信講座5社の違い
- 料金・教材・サポートの比較
- 自分に合う通信講座の選び方
- 独学と通信講座の違い
- 通信講座を利用した方がよい人
簿記通信講座は「全員にとって一番良い1社」を探すより、費用・教材・サポートのどれを優先するかで選ぶ方が失敗しにくくなります。
費用を抑えてスマホ中心で学びたいならスタディング、紙教材とeラーニングのバランスならフォーサイト、質問や受講期間の安心感ならクレアールが候補です。資格学校としての実績を重視するなら資格の大原、簿記に強い教材・講義を重視するならネットスクールも比較してみましょう。
簿記通信講座おすすめ5選|料金・特徴を比較
まずは代表的な5社を比較します。料金は2026年8月23日時点の公式情報をもとにしていますが、講座ごとに教材内容・受講期間・サポートが異なるため、単純な価格だけで優劣を決めないことが大切です。
| 講座 | 代表的な2級受講料 | 主な特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| スタディング | 19,800円 | スマホ中心・低価格 | 費用を抑えてスキマ時間で学びたい人 |
| フォーサイト | 31,800円 | 紙教材+eラーニング | 教材とオンライン学習を両立したい人 |
| クレアール | 通常53,000円 8月割引38,690円 | 質問を含む1年間のサポート | 忙しくても余裕を持って続けたい人 |
| 資格の大原 | 34,100円 | 大手資格学校・質問対応 | 実績や安心感を重視したい人 |
| ネットスクール | 41,000円(教材込) | 簿記に強い教材・質問Q&A | 講義と問題演習をしっかり進めたい人 |
※料金は代表コースの税込価格。キャンペーンやコース内容は変更される場合があります。
1. スタディング|費用を抑えてスマホ中心で勉強したい人
スタディングは、費用を抑えながらスマホ中心で簿記を学びたい人に向いています。2026年4月~2027年3月合格目標のコースでは、簿記3級が3,850円、簿記2級が19,800円です。
2級コースには動画講義・オンライン問題集・実戦問題・模擬試験などが含まれ、Q&Aチケットも付属します。通勤時間や休憩時間などを使い、スマホで学習を進めたい社会人と相性が良いでしょう。
- 費用を抑えたい
- スマホ学習が中心
- スキマ時間を活用しやすい
- 自分で学習ペースを管理できる
2. フォーサイト|紙教材とオンライン学習を組み合わせたい人
フォーサイトは、紙の教材とeラーニングを組み合わせて学びたい人の候補です。簿記2級スピード合格講座は31,800円、簿記3級スピード合格講座は16,800円です。
2級・3級をまとめたセットでは、テキスト・問題集・模擬試験に加え、講義動画、デジタルテキスト、ネット模擬試験、学習スケジュールなどが用意されています。無料質問が無制限となっているセットもあり、教材とサポートのバランスを取りたい人に向いています。
- 紙教材も使いたい
- 動画だけでは不安
- 学習スケジュールも管理したい
- 問題演習まで一通り揃えたい
3. クレアール|質問や受講期間の安心感を重視する人
クレアールは、分からない部分を質問しながら進めたい人や、仕事と両立しながら余裕を持って学習したい人に向いています。
2級パックの一般価格は53,000円で、2026年8月は38,690円の割引価格が設定されています。申込月から1年間はWeb講義を受講でき、質問を含むサポートも利用できるため、予定どおり受験できない可能性がある人にも選択肢になります。
- 質問しながら勉強したい
- 仕事が忙しく学習計画がずれる可能性がある
- 短期集中より余裕を持って進めたい
4. 資格の大原|資格学校の実績とサポートを重視する人
資格の大原は、資格学校としての実績やサポートを重視したい人に向いています。2026年合格目標の「パススル簿記」は、3級が17,600円、2級が34,100円、3級+2級が44,000円です。
2級コースでは映像講義約30時間、3級では約9時間と、スキマ時間で進めやすい構成です。質問対応、個人カルテ、学習スケジュール設定などのフォロー制度も用意されています。
- 大手資格学校を選びたい
- 学習サポートも重視したい
- 3級から2級まで続けて目指したい
出典:資格の大原「パススル簿記2級」、資格の大原「パススル簿記3級」
5. ネットスクール|簿記に強い講義・教材で学びたい人
ネットスクールは、簿記・会計系の教材や講座を多く扱っているスクールです。2026年8月スタートの標準コースでは、初めて受講する人の教材込み料金が3級11,000円、2級41,000円です。
受講生専用の「学び舎」では質問Q&Aを利用でき、講師や他の受講生とのやり取りもできます。講義だけでなく問題演習やネット試験対策までしっかり進めたい人に向いています。
- 簿記を中心にしっかり勉強したい
- 問題演習を重視したい
- 質問できる環境が欲しい
出典:ネットスクール「日商簿記2級 標準コース」、ネットスクール「日商簿記3級 標準コース」

簿記通信講座は5つのポイントで選ぶ
通信講座を選ぶときは、ランキング順位だけで決めるより、次の5点を自分の生活に当てはめて比較する方が失敗しにくくなります。
1. 受講料と追加費用
簿記講座は数千円から数万円まで料金差があります。受講料だけでなく、紙教材の追加費用、送料、質問チケット、受講期間延長なども確認しましょう。
2. 紙教材が必要か
スマホやパソコンだけで勉強できる人ならデジタル中心の講座でも進めやすいでしょう。一方、書き込みながら覚えたい人は、紙テキスト・問題集が標準で付くか確認することが大切です。
3. 質問サポート
簿記2級では工業簿記や連結会計などでつまずくことがあります。分からない問題を自力で解決するのが苦手なら、質問回数・回答方法・追加料金まで確認しましょう。
4. 受講期間
仕事をしながら勉強する場合、予定どおり学習できないこともあります。短期集中型が合うのか、長めの受講期限が必要なのかを考えて選びましょう。
5. ネット試験対策
日商簿記2級・3級はネット試験でも受験できます。2026年度の受験料は2級5,500円、3級3,300円です。パソコン上の模擬試験やCBT形式の答練があるかも確認すると、本番の操作に慣れやすくなります。

独学と通信講座はどちらがおすすめ?
簿記3級・2級は、通信講座を使わなければ合格できない資格ではありません。教材を自分で選び、計画を立てて勉強できる人なら独学でも十分に合格を目指せます。
| 独学 | 通信講座 |
|---|---|
| 費用を抑えやすい | 費用がかかる |
| 自由に進められる | 学習順序が整理されている |
| 質問相手がいない | 質問できる講座がある |
| 教材を自分で選ぶ | 教材がセットになっている |
| 自己管理が必要 | 学習管理機能がある講座もある |
「独学で合格できるか」ではなく、「自分が途中で止まらずに続けられる方法はどちらか」で判断するのがおすすめです。



通信講座がおすすめなのはこんな人
- 何から勉強すればいいか分からない
- 独学で一度挫折したことがある
- 仕事をしながら効率よく進めたい
- 分からない問題を質問できる環境がほしい
- 教材選びで迷う時間を減らしたい
反対に、すでに簿記の基礎知識があり、市販教材でも自分で計画を立てられる人なら、必ずしも通信講座を利用する必要はありません。
ナビ先生通信講座を申し込んだだけで合格できるわけではありません。無料体験やサンプル講義がある場合は、講義の話し方や画面の使いやすさを確認してから選ぶと失敗しにくいですよ。


教育訓練給付金を利用できる講座もある
通信講座によっては、厚生労働大臣指定の教育訓練給付制度の対象コースがあります。一般教育訓練では、一定の条件を満たして対象講座を修了した場合、教育訓練経費の20%・上限10万円が支給されます。
フォーサイト、クレアール、資格の大原、ネットスクールなどには給付制度の対象となるコースがありますが、すべての講座・コースが対象とは限りません。利用したい場合は、申し込み前に対象講座かどうかと自分の受給要件を確認しましょう。
迷った場合は「何を優先したいか」で絞る
候補が多くて決められない場合は、すべての項目で一番を探す必要はありません。自分が最も困っていることを1つ決めると、候補を絞りやすくなります。
- とにかく費用を抑えたい:スタディング
- 紙教材とオンラインを両立したい:フォーサイト
- 質問しながら安心して進めたい:クレアール
- 大手資格学校の安心感を重視:資格の大原
- 簿記に強い教材・講義を重視:ネットスクール
最初から1社に決める必要はありません。無料体験やサンプル講義があれば、候補を2~3社に絞って実際に触ってから決めると、自分との相性を判断しやすくなります。


まとめ|一番高い講座ではなく「続けられる講座」を選ぼう
簿記通信講座は、価格・教材・質問対応・受講期間などが大きく異なります。重要なのは、「有名だから」「一番高いから」という理由ではなく、自分の生活と学習方法に合う講座を選ぶことです。
費用を抑えたいならスタディング、紙教材とのバランスならフォーサイト、サポート重視ならクレアールなど、まずは自分の優先順位から候補を絞りましょう。
簿記は講座選びだけで合否が決まるのではなく、選んだ教材を継続して使い切ることが最も重要です。
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